Beaglebone Blackで組込みLinux開発環境(1) - 買うものリスト
勘を養うためには雰囲気を知るって大事よねーってことで、まずはやってみる。
そのために、BeagleBoard.org の BeagleBone Black(以後BBB) を使う。
こいつは、スペック的にはRaspberry PIに似てる。RPiと違って、素のDebianとかUbuntu、JB Androidまで動く。
また、TIが販売しているだけあって、いわゆる組込みLinux的な開発環境(TFTPでカーネルをロードしーの、rootfsはNFSでしょ、的な)の、Sitara SDKが使える。
なので、こいつをターゲットにした組込みLinuxな開発環境を構築する。
次のような環境を作ることを目的とする。
- ホストPCに開発環境一式を入れる。こいつでVMを動かす。
- VMに開発環境用Ubuntu 12.04@32bitをセットアップ。開発は全部Ubuntu上でやる。VMware PlayerでVirtualBoxでもいい。私はMacなのでVirtualBoxを使っている。
- ホストPCとBBBはコンソールはシリアル接続、TFTP, NFSはEthernetを使う。
まずは必要なものリスト。リンクは全部Amazon。リンク貼ってないのはどこでも買えるものなので、適当に。
- ホストPC。OSはWindowsでもLinuxでもMacでもok。VMにUbuntu入れてを動かすのでスペックはそれなりに。私はMacbook Air(13-inch, Mid-2012)を使ってる。
- PCとBBBのEthernet接続はローカル環境になるのでPCにNIC増設したほうが便利。NICはなんでもいい。私はMacbook Airなので、USBのEthernetアダプタを使っている。
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BeagleBone Black 本体 $45だけど、Amazonだと4,980円
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FTDI USBシリアル変換アダプター 1,500円くらい。BBBのシリアルコンソールをUSBに変換するアダプタ。FTDIのシリアルコンバータはいろいろあるけど、こいつはピン配置変換とかしなくてもBBBにそのまま挿せる。
- BBBの電源は添付のUSBケーブルによる給電、もしくは5Vの電源アダプタ。電源アダプタは5V出力のDCアダプタを入手しなければいけないので、とりあえずUSB給電でいいと思う。PCからのUSB給電で十分動くから。
- HDMIなディスプレイとMicroHMIケーブル。BBBでGUIするならmicroHDMI出力を使う。BBBはオーディオもHDMI出力できるので、HDMI入力なテレビを使ってもいい。DVIなディスプレイにHDMI to DVI変換アダプタ使ってもいい。私はON-LAP1302を使っている。
- USB HUB。なんでもいいけど、BBBはUSBホストのポートが1つしかないので、いろいろつなぐには4ポートくらいのUSB HUBがあると便利。AC電源つきのセルフパワーなHUBがいい。ヨドバシあたりで1,000円くらいで買える。
- microSDHCカード。まずはDebianとかUbuntuとか入れて遊びたいよね。そのときに必要。8GBもあれば十分。
- LANケーブル。PCとBBB直結でいいので1本用意すればok
- オプション:USBキーボード、USBマウス。UbuntuやAndroidを動かすときに使う。なんでもいい。
ひとまずこんなもんか。
PC以外に用意するものは、全部たして1万くらいかな。